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スクラムnextの学習

 スクラムnextの
普通の成績かたトップレベルの成績へ伸びる理由

 ① 「どう解くか?」ではなく「どう扱うか?」
 ② すべての授業を責任をもって塾長田中が担当
 ③ 「自分にもできそうだ!」と自分に期待しながら進める学習
 ④ 基礎には基礎に、応用には応用に適した勉強、実践には実践のためのトレーニング
 ⑤ 生徒が主役。自分自身の勉強にするための、目標に向けてトータルにアプローチする学習計画
 ⑥ なぜ勉強するのか?将来へつながって見える学習

はじめまして

「 勉強ができる人と勉強が苦手な人はどこが違うのかな?
  才能?
  じゃあ苦手な人は頑張ってもムリじゃん。」

 これは、私が大学生で塾のアルバイトをしていたとき、ある生徒の言ったひと言です。
 何気なく言ったのかもしれませんが、これがスクラムnext構想の始まりでした。

 はじめまして。
スクラムnext塾長の田中と申します。
私はこの生徒の言葉に大きな反発を感じました。

私の話ですが

 私は小学生・中学生の頃、あまり勉強ができる方ではありませんでした。
当時は公立の中学校で北辰テストという埼玉県の模擬試験が行われていました。中1で受けた北辰テストでは偏差値48。当時では、普通なら大学進学を目指せない成績です。

 中2の3月くらいに、何かを思い、勉強を始めます。
学校の授業や問題集はよく分からないことが多く、塾には行っていましたが、初めは個別、次は集団の塾で、どちらも授業についていけません。

 そこで、自分でも半分以上解ける問題集から始めようと、本屋さんに行って問題集を探しました。そしたら小学5年の問題集になったのを覚えています。中2ですが学力が小5レベルのため、基本的に独学になりました。

 けれどもスタートが遅かったため、3科目に絞って勉強しどうにか単願で城西川越へ合格しました。

高校から

 高校も基本的に独学になりました。はじめは授業がほぼ分からなかったからです。
 途中から授業は分かるようになりましたが、やはり何かが足りない気がしました。

 「こうすれば解ける」とは分かるのですが「どうしてそうするのか」が分からないのです。
 説明を聞いたり、解答を見れば知っていることばかりなのに、自力ではその解法だと気づけないのです。

 そこで、親に頼んで予備校に行ってみましたが、やはり「そうすれば解けることは理解できても、どうしてそうするのか」は理解できません。これでは、試験本番で解くことはできそうにないと思い、やはり独学になりました。

 そうして学習を進め、高3の夏には河合塾の模試で偏差値70ほどになっていました。勉強時間は高1、高2の頃は1時間半くらい。高3では3時間くらい。高3では日曜や夏休みは結構やりました。

大学から

 大学受験では私立は東京理科大学理学部物理学科だけを受験し合格。国立はセンター試験で目標点を達成できなかったため、第一志望の京都大はあきらめ、名古屋大を受験し合格。

 このとき、知り合いの方に、物理の博士号を持ち、分子生物学の研究をしている方がいました。その方に「将来、物理を使って脳の研究をしたい。」と相談たところ、東京にいるべきだと助言を受け、名古屋大学を辞退し、東京理科大学へと進学しました。

 その後、大学院へ進学し、修士2年から東京都立大学で心臓生理学が専門の矢澤徹先生と共同研究を行いました。矢澤先生との研究では、数理科学の国際会議で論文賞に選ばれました。

 中1で偏差値48だった私が国際会議のBest paper award(最優秀論文)です。国際会議には企業や国立の研究所の研究者、ハーバード大学など名だたる大学の研究者が発表しています。その中でトップ10%と評価を受けた発表に与えられるのがBest paper awardです。中3で割合の問題ができなかった私が、名古屋大や東京理科大へ合格し、研究ではアメリカの国際会議だけでも6度の最優秀論文を頂きました。

何が言いたいかと言えば

 もし勉強は生まれ持った才能というのなら大学受験での合格も、国際会議の最優秀論文もなかったように思います。だから、私は反発を感じたのです。

 塾で教えていると、子供の頃の私より賢い子はたくさんいます。
中3で割合の問題が解けるなら、私より賢いはずです。
小学6年生でかけ算の筆算ができるなら、私より賢いはずです。
このような子は結構います。

 この子たちは、東京理科大レベル以上には進学できる力があるはずです。
国際的な最優秀論文に選ばれる研究もできるでしょう。

 けれど東京理科大学は難関大と言われ、合格は難しい大学のようです。
どうして、難しくなってしまうのでしょうか。
どうして、勉強ができなくなってしまうのでしょうか。

 何かがおかしいと思うのです。
勉強時間の問題ではありません。
子供たちのやっている勉強の何かがおかしいはずです。

 そして塾をはじめ、講師、教室長として10年、塾長として10年
今まだ進化中ですが、たどり着いたのが、6つの特徴でした

 ① 「どう解くか?」ではなく「どう扱うか?」
  「どうやってとくか?」を多くの勉強では学びます。そして、その解き方を練習します。
 けれどもこの学習では「知っているけど、解けない」のままです。 塾で教えていても「知っているけど解けない」という段階の人が一番多いように感じます。

 「知っている」という段階までは勉強をすれば多くの人は達します。けれどもその先は、一人ひとりの能力次第、というのが多くの場合の勉強になってしまっています。だから、同じ学校で同じ授業を聞いて、同じ問題集を同じくらい勉強しているのに、成績が違う人がいるのだと思います。

 何が足りないのでしょうか・・・
  「どう解くか」の前に「どうなっているか」を知らなくては解き方を知っていても、それを使うことが分からないのは当たり前

 という、考えてみれば当たり前のようにも思える結論になりました。
 ここをトレーニングするのために「どう解くか?」ではなく「どう扱うか?」の勉強を行います。それぞれの能力次第を打ち破る秘策です。
 普通の成績の人でも、トップレベルの人と張り合うことができるようになるでしょう。
 しかも、小、中、高と進むにつれて、学習内容が高度になるにつれて、応用が必要になるにつれて、より効果が現れます。

 ② すべての授業を責任をもって塾長田中が担当
  学校というプロの教師が行う授業で学んだけれど、それでできないことを勉強するのが塾です。
  ですから、学校よりできるようにできて当然という場所です。
  この当然を考えると、優秀な大学生であってもやはり素人には変わりなく、任せるわけにはいきません。東大生であっても、その科目のプロとして研究を行ってある程度以上の評価を得ていないのであれば、やはりその科目への理解は素人でしょう。
  この責任を果たすため、少人数の個別指導というスタイルを行っています。

 ③ 「自分にもできそうだ!」と自分に期待しながら進める学習
  人がやってみようと思うとき、自己肯定感が必要といわれます。
  けれども、勉強に困っている人がその面で自己肯定感など持っているでしょうか?
 普通は持たないものです。だから「好きこそものの上手なれ」なのでしょうが、それでは困るのが入試です。

  けれども、自己肯定感の一種として「できる」という肯定感ではなく「できるようになれそうだ」という自分への信頼感は、まだ勉強ができない人でも感じることはできます。これが感じられるとワクワクします。
  このワクワク感を大切に感じながら進めることで、成果が大きくなるのです。

 ④ 基礎には基礎に、応用には応用に適した勉強、実践には実践のためのトレーニング
  勉強には、反復練習が大切なものと、反復練習には効果が薄く少数の丁寧な練習が大切なものがあります。
  また、基礎も「やりかた」ではなく「何のための方法か」を知り、これを丁寧に確認することで応用が可能になります。
  本番で実力を出し切るためには、また別の視点での練習が必要になります。

 これらを、それぞれの学習段階に応じて勉強を進めます。

 ⑤ 生徒が主役。自分自身の勉強にするための、目標に向けてトータルにアプローチする学習計画
  結局、勉強は生徒自身が「やらされている」と感じてやっているうちは、勉強をしてもそれほど成果はあがりません。時間をかけてやっているだけになりかねません。例えば、平均点位をとれる中学2年生が1+1=2を1万回やって、どれくらい勉強ができるようになるでしょうか?かなりの時間をかけることになるでしょうが、ほとんど進歩はないでしょう。
  これは大げさな例えですが、この種類の勉強になってしまっている人も多いものです。自分ができないことにしっかりと向き合って勉強を進めていますか?
  これを克服して、受け身の勉強から自分のための勉強にできるよう、けれども目標に近づけるように、トータルにアプローチする学習計画を、生徒と一緒に作ります。

 ⑥ なぜ勉強するのか?将来へつながって見える学習
  勉強する理由、それは「将来役立つから」です。もっと正確に言えば「勉強なしにはいられないから」です。けれども普通に勉強していては、これは分からないようです。
  勉強したことがどう使われるのか、どうして必要とされるのか、これらを明かしながら勉強を進めます。
  そうすることで、将来、どのような大人になりたいかも見えてくるでしょう。

  現代は科学技術が使われた社会であり、高度に制度化された社会です。このような社会の実際の姿は、普通に暮らしていても子供には見えません。このような状態で将来やりたいことを選べないのは当然のこと。そして、このような技術も制度も勉強をした人たちが作ったものに他なりません。学習が進むごとに、これらを理解する基礎知識も進みます。基礎知識が進むにつれて、少しずつ明かしていってもいいのではないでしょうか。

私たちも常に努力してゆくこと

  入試までに勉強できる時間は限られています。だからできるだけ効率的に見につけなければなりません。同時に、効率だけを求めて表面的な学力を養成しても難関校以上へは届きません。効率的であっても本物の学力を身に着けることが不可欠です。これを的確に指導するためは、熟練した教師が丁寧に指導しなければなりません。そのため、集団授業ではなく個人指導を行いますし、塾全体の生徒数も多くはできません。生徒との関係を大切にし、生徒が安心して信頼できる教師であることも大切です。生徒のやる気や不安などのメンタル面もサポートを行いっています。
 教師たちも常に実力や勉強法、指導法を向上させること。生徒達がより良く学習できるよう常に研究すること。そのために、私たちも努力して参ります。
 スクラムnextは゛熟練教師×学習最適化″学習をトータルにサポートしています。

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