教師の紹介

教師の紹介

塾長田中が個別指導、少人数授業ともに、責任をもって授業を行います。

スクラムnext塾長 田中克典

教師の紹介

1978年埼玉県生まれ。
東京理科大学理学部第一部物理学科卒業
日本大学大学院量子理工学専攻修了

2002年より東京都立大および日本大学、法政大学で物理学者として研究に従事。
心臓の拍動リズムの解析に物理学の手法を用い、生理学・情報科学の国際会議、国内学会にて最優秀論文賞(best papar award)に8度選ばれる。
 ・第10回バイオイメージング学会 Nikon賞
 ・イラン国際生理学会議 2003 最優秀論文賞
 ・CCCT2004 (InternationalConference on Computing, Communications and Control Technologies) Session Best Paper Award
 ・WMSCI2006( World Multi-Conference on Systemics, Cybernetics and Informatics) Best Paper Award
 ・WMSCI2007 Best Paper Award
 ・CCCT2007 Best Paper Award
 ・WCECS 2007 Best Paper Award
 ・CCCT2008 Best Paper Award

研究内容は以下の書籍参照
1.SCALING EXPONENT FOR THE HEALTHY AND DISEASED HEARTBEAT. Quantification of the heartbeat interval fluctuations.
Toru Yazawa and Katsunori Tanaka
2008年 (ISBN: 9781402089183)

2.mDFA detects abnormality: From heartbeat to material vibration.
Toru Yazawa
In: InTech Book Chapter. オープンアクセス 2019年

3.Quantifying the Mind: Worry, Tension, and Anxiety.
Toru Yazawa
Springer Nature Singapore Pte Ltd. オープンアクセス

4.The Scaling Exponent Distinguishes the Injured Sick Hearts against Normal Healthy Hearts.
Toru Yazawa and Katsunori Tanaka
2009年 (ISBN: 9780735406636)

特許
「 Modified Detrended Fluctu-ation Analysis (mDFA) (Biomedical & Nanomedical Technologies - Concise Monographs) 」

研究と並行して複数の進学塾にて専任講師として教え、カリキュラム編成に携わる。

「国際的な最先端の場で通じる力は誰でも身に着けられるはず」

その学び方を広めたく研究者から塾講師に転身。
2008年よりスクラムnextの前身である個別学習指導スクラム専任講師。
2012年より同土呂教室長。
2014年より塾長。塾名をスクラムnext(さいたま市北区盆栽町)に改め、より使える学力、より本質的な学力を養える新たな学習を目指す。
2024年より、さいたま市北区の教室を後任に任せ、熊谷市代に教室を移転。
 自分育った地域に、さいたま市等の都市部と格差のない学習環境、高度な内容まで学べる学習環境を提供できることを目指しています。

物理学と生理学の融合分野における研究や英語論文の執筆・国際会議でのプレゼンで培った知識と、
中学2年の北辰テスト偏差値48から出発し国際会議での論文賞受賞にまで実力を伸ばした自身の経験をもとに勉強法を研究。

書籍や論文などの文献や、他塾や大学の教師、知人との話を通して勉強法をより深め、
教えてきた生徒たち、教えている生徒たちに協力してもらい実践と改良を重ねています。

プロ心理カウンセラー養成コース修了。
学生時代のアルバイト講師としての経験を含めると約27年、専任の講師としては15年以上、受験指導に携わっている。


田中の思うこと。
 勉強は本来、「私たちの世界をどうしたらい理解できるのか?」という”理解のしかた”のことです。

 この世界には、私たちの目に見えないもの、耳に聞こえないものなど五感で感じずらいもの、日常生活をしていても触れられないものが多くあります。文化、現代の科学や技術、社会システム、これらは確実に存在しているようですが、見えないし、触れることもできません。他人の心、社会の習慣や常識というのも、同じかもしれません。私たちは、このような”確実にそこに在り、それを使っているけれど、実態の分からない、得体のしれないもの”に囲まれて生きています。

 科学は、私たちの周りにある、得体の知れないものを、どうしたら人間が感じられるのか、どうしたら人間が理解できるのかを求めて、作られてきました。これを使って作られる科学技術によりスマホや人工知能(AI)、様々なロボットや機械など”現代のもの”が作られています。
 文化や社会、慣習なども、やはり得体の知れないものでしょう。よく聞く言葉ですが、いったい何のことやら実態はよく分かりません。これらを、どうしたら理解できるのかを求めて作られた、哲学や社会学や経済学などでしょう。これらの学問から、制度や法律、貨幣など、現代の社会システムは作られています。昔の勉強した人た学者たちが、彼らの考えに従って作ったのです。  
他人の心も、やはり見えません。分かったようで、何のことやらよく分かりません。映画を見た後の何気ない会話:Aさん「あの場面、すごかったね!」Bさん「うんすごかった!!」 果たして、Aさんの感じたすごさと、Bさんの感じたすごさは同じだったのでしょうか。知る由はありません。けれども、会話は問題なく進んでいきます。感情は共有されているのか、されていないのか、会話は理解されているのか理解されていないのか?
 歴史や地理もやはり、色々な出来事や名前を覚えますが、いったい何なのでしょう?歴史をどう解釈したら、何が理解できるのでしょうか?これらは、今ここにいる私たちが、世界の国々や人々の中でどのような者なのかを理解することができるでしょう。

 子供たちは将来、このような世界で生きていきます。大人として社会に出る前の子供たちが、身の回りの自然や世界・社会が「どうなっているのか?」を理解できるようする準備が、小学生から学ぶ勉強です。得体の知れない、自分たちの生きる世界を、理解するための手段が勉強です。だから、私たちは勉強をする必要があると、私は考えています。もしかしたら、現代のように巨大化し複雑化してしまったこの世界は、勉強によってしか理解できないのかもしれません。

 「どうなっているか?」が分からなければ、「どうしたらいいか」を考えることは難しいでしょう。勉強は、将来、自分に起きる様々なことに対して、「どうなっているか」「どうしたらいいか」の理解のしかた、考え方の練習です。

 このように学習が進んだときには、社会に出る一歩手前の段階として高校を卒業すること、人によっては大学を選ぶころには、この自然や社会について様々なことの理解のしかたを知っていることでしょう。大学はこの理解をより深めたり、実際にどう使うかを学ぶ場所ですから、子供たちは適切に大学で何を学びたいかを選べるでしょう。同時に、将来、この複雑怪奇な社会で、どのように働いていくかをしっかりと選ぶこともできるようになっていると思います。

 だからこそ勉強は、小学生から長い時間を割いて行うことに、必ず、だれにっとっても価値のあるもの、使えるモノになると信じています。

 けれども現在、多くの学校や、受験勉強では、勉強が「目に見えない世界の理解のしかた」ではなく、「知識」や「問題の解き方」として学ばれています。私は、このような勉強では、意義を感じられず、つまらないもので、やる気が沸かないのも当然のように思います。現在の勉強が多く場所で、このようになっているのを、本当に悲しいことと感じます。

 私は、できるだけ「世界の理解のしかた」として学びを進めたいと思います。そうすると、子供たちは、理解できることが広がります。できることが広がります。これは多くの子供にとって喜ばしいこととして感じられるでしょう。そして、これが勉強の本来の形ですから、勉強も楽になります。思ったより、楽に得点できるようになります。多くの応用問題も、自然のこととして解けるようになるでしょう。人間が作った応用問題など、この世界の理解に比べたら非常に単純です。世界を理解するための勉強を使えば、そんな単純なものは簡単に扱えて当然なのです。学び方の、そもそもの考え方が違うから、理解できず、理解するためのトレーニングも進まず、どうしたらいいかが、分からないのです。

 こうして、これらから未来のこと、今の最先端分野のことを知り、将来にワクワクしながら勉強をしてほしいと思っています。

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